公立の考え

公立の中高一貫校が目指すものは考える力の育成です。考える力とは思考力、判断力、表現力を高めて問題を解いていく総合力を高める教育ともいえます。考える力を育てる中で重要なものは読解力です。読解力は国際機関の調査で日本人のレベルが低下していることが判明しています。これは今までの日本の教育方針の影響が強くあるのですが、それを改善させようとしているのが、公立の中高一貫校といえます。

日本の今までの教育方針は問題文から1つの正解を探し出す能力を養うものでした。つまり、問題を出した者の考えに近い答えになるように文章を読解していく力が重要視されていました。
一方、世界の基準として、問題が与えられた場合、自身の経験や知識を活用して独自の力で問題を解決していく、考えて答えにいたる力を重要視しています。社会生活をする上で必要なのは断然後者です。

答えがいくつもあり、その中から最適解を求めるのでは、答えを導き出す力を養えず、突発的な事態に対応することができにくくなります。そこで公立の中高一貫校は、リーダーシップを発揮して総べての問題を解決できる人間の育成を目標としているのです。
つまり、学校で学んだことが社会に出たら全く役に立たないということがなくなります。